お金を支払う・頂くとは
「お金を支払う=自分にとって存在価値があると認める」ことだと思います。
例えば、「コンビニで、お菓子を1つ、お金を支払って購入する」ということは、
数あるコンビニの中でそのコンビニの存在価値を認める。
そのコンビニの系列に存在価値を認める。
そのコンビニの物流に存在価値を認める。
コンビニという販売形態に存在価値を認める。
数あるお菓子からそのお菓子に存在価値を認める。
そのお菓子を製造する会社に存在価値を認める。
お菓子というカテゴリ自体に存在価値を認める。
・・・いくらでも考えられます。
だからこそ、コンビには、お金を得て存在していられる。体に悪いお菓子でも存在しているのは、その存在価値を認めている(製造会社の存在価値を認めている)人が存在するからである。
ただ、なんとなく日々購入しているものは自分にとってどれくらいの存在価値があるのか考えると面白いかもしれません。
逆にお金を頂くということは、お客様によって存在価値を認めてもらったという証です。その値段の存在価値があると認めてもらったわけです。そう思うとお金を頂くことはとてもうれしい事です。お客様は神様というのは、そんなところからきているのかもしれません。
(独り言)
他の言い方をすれば、現代社会は、お金を通じてしか、存在価値のやり取りができないことを表していると思う。お金がなければ社会で生きていけないので致し方ないが、お金を頂かないということ(無償ボランティア)は、社会的に価値がないものだと自分に言いきかせていることにもなる。(だから、無償ボランティアを長くすると、怪我や病気をする人が多い)
Edited on:2005-08-15 15:17:03
Last Modified:2006-11-23 23:38:27