遺伝子組み換え(GMO)
詳しくは、安田節子ドットコムへ。(以下、抜粋引用)
組み換え作物、植物関係についての日本での開発企業。
- 日本たばこ産業(JT)
- 三井化学
- 三菱化学(植物工学研究所)
- 北興化学工業
- 日産化学工業
- サントリー
- 全農などです。(2000年11月現在)
遺伝子組み換え作物は、基本的に企業利益のためだけに開発されているため、除草剤耐性(全体の71%)、殺虫性(28%)という特色があります。
除草剤耐性とは、ある特定の除草剤に強い作物です。企業は、作物の種と除草剤(世界一の売り上げを誇る「ラウンドアップ」が有名)をセットで販売して利益を上げています。
殺虫性とは、虫が食べると死んでしまう毒を作物から発生させる作物です。無農薬で栽培できると言えますが、作物内に毒が入っているとも言えます。
このような特色のため非常に危険な作物です。
さらに恐いのが、その作物の特性が遺伝することで「GM汚染」と言います。
遺伝子組み換えの作物の花粉などが普通の作物と交配して、次の世代へ受け継がれるため、全ての作物が遺伝子組み換えになる可能性があります。まだ、日本国内産作物では、遺伝子組み換え作物は確認されていませんが、汚染が広がる恐れは多大にあります。(輸入される食品には遺伝組み換え食品は沢山あります)
世界で代表的な開発企業は、モンサント社(米国)、ヘキスト・シェーリング・アグレボ社(ドイツ)、ローヌ・ブーラン社(フランス)、ノバルティス(旧チバガイギー)社(スイス)といった企業です。 みな、国際的な農薬メーカーで、自社の除草剤と、その耐性作物の種子をセット販売しています。
Edited on:2005-08-31 21:39:55
Last Modified:2005-10-23 17:05:38