種まきカレンダー
果菜、花菜、根菜、葉菜の4つに分類し、その適した時間と、作業しない方がよい休耕を、1時間単位で示したカレンダー。
果菜は、実の日とも呼ばれ、実がなる作物の作業をするのに適しています。花菜は、花の日とも呼ばれ、観賞用の花や、鞘を収穫する作物、花を収穫するハーブの作業に適しています。葉菜は、葉の日とも呼ばれ、葉ものの作物に適しています。根菜は、根の日とも呼ばれ、根のものの作物に適しています。適した時間に作業をすると、作物がよい状態で収穫できます。
基本的には、月の星座(月が黄道十二宮のどこにあるか)で決まりますが、月相、月の高さ、近地点、遠地点、昇交点、降交点、他の惑星との関係で変わったり、休耕になったりします。
このカレンダーはシュタイナーが述べたものではなく、樽堆肥の開発者マリア・トゥーン(ヨーロッパ)の長年の研究結果をもとに作成されています。ですので、バイオダイナミックだからといって、このカレンダーに絶対従う必要があるわけではありません。(逆に、農業以外でも惑星の影響はすべてに関わりますので、色々な使用方法が可能かもしれません。月の癒しなど)
農作業をこのカレンダー通りにすべて実行することは至難です。天候と季節もからむため、時間的に難しい事が多々起こります。(実の日がすべて雨だったら、実の作物の作業が全くできません。)ですので、どこまで厳守するかある程度妥協が必要とされます。悪い影響の日に作業したのであれば、次は良い日に作業して、影響を少なくするという感じのことも可能らしいです。種まきと収穫の日だけはできるだけ合わせた方が良い結果が得られると思われます。
マリア・トゥーンの種まきカレンダー「The Biodynamic Sowing and Planting Calendar」(英語版)
2008年度版マリアトゥーンの種まきカレンダー(英語)
The Biodynamic Sowing and Planting Calendar
これをベースに日本語版「種まきカレンダー」が作成されている(「ぽっこわぱ耕文舎」発行)。毎年、一番必要な4月頃にならないと出来上がらないので、予約しておくといち早く入手できる。(2008年は4月8日に印刷完了した様子)。
2007年度版マリアトゥーンの種まきカレンダー(英語)
The Biodynamic Sowing and Planting Calendar
これをベースに日本語版「種まきカレンダー」が作成されている(「ぽっこわぱ耕文舎」発行)。2007年は4月4日に出来上がった様子。種まきカレンダーの実践書「マリア・トゥーンの天体エネルギー栽培法」がホメオパシー出版から出版された。
[過去ログ2006年度]
マリア・トゥーンのカレンダー(The Biodynamic Sowing and Planting Calendar 2006 )は当然、英語なのですが、この日本版が「ぽっこわぱ耕文舎」の種まきカレンダーです。(2006年度版は4月26日にようやく完成。販売が開始されるでしょう)
Edited on:2005-09-02 19:36:57
Last Modified:2010-03-12 20:39:52