実現可能と思う理想の共同体
共同体は、今の時代、一番求められているものではないかと思う。
経済優先、効率優先の社会で生きていれば、自然とそんな想いがでてくるのではないかと思う。
共同体といっても特別なものを考えているわけではない。一番小さな共同体は家族(夫婦)である。そんな小さな共同体でさえ保持できずに別居や離婚が増加し、本来、働き盛りの40代〜50代のお父さんの自殺の増加。サラリーマンで利益重視の会社であれば当然の結果であろう。
義務や責任感だけの仕事ではなく、求められ、喜ばれ、生きがいある仕事で、なおかつ、家族と共に過ごす時間を多く持てないものか?と思うはずである。
そのような仕事は自営業しかないと思う。
直接、お客さんの反応(喜び・怒り)を見れ、すぐに体制を変更できる小回り性(社会的に必要とされる商売をするために)。家族との共同作業もでき、仕事をする時間が家族と過ごす時間となる。(サラリーマンが生きがいである方は、全く問題ない人生でありますから以下読まなくてもよいです。)
しかし、一つの家族の自営業では、よほど特徴がないと生活ができない競争社会。
そこで、自営業同士がもちつもたれつの関係で集まる生活共同体という考えが出てくるのではないでしょうか。(我が家だけか?)
日本では、共同体は作りにくい。海外では、国からの補助があったり、企業からの支援があったりして成り立っているところが多いと聞いている。
日本の共同体の実態などを見聞きしていると、やはり、どこも厳しいのが感じられる。
そこで、最初にどのようにスタートすれば、うまくいくかを机上の空論かもしれないが、考えてみた。最初が肝心と思う。最初の方針がその共同体の運命を決める。(人の運命が生まれた日時や名前で占えるように)
スタートする前にいかに考えぬけるかを挑戦したいと思う。
基本方針は、
一年後のことを考えるなら、種をまこう。
十年後のことを考えるなら、木を植えよう。
百年後のことを考えるなら、人を教育しよう。
(約2500年前の中国の言い伝え)
たねっと「ことばのたねギャラリー」より
(この下にEdited onが一番最初に書いた日付。Last Modifiedが、一番最近更新した日付。その時点での理想を語っています。)
Edited on:2005-11-18 18:07:53
Last Modified:2005-11-23 00:31:56