共同体の根幹は、百姓
共同体メンバー全てが、半農半Xとしたい。すなわち、農作業をほぼ全員ですることを前提とする。それで、自給できる作物を作る。基本的な仕事は、半分農作業で、もう半分はそれぞれの自営の仕事となる。
そして、農業ではなく、百姓と表現したい。
農場運営は、現金収入が目的ではなく、自給が主な目的。なので、農業ではなく、百姓と表現したいわけで。(農業でもいいのだけども、業とつくと、商売目的っぽいので)
農業では、作物を出荷せねばならない。出荷にともなう、洗い、選別、箱詰めなどの手間・時間・お金、それになにより、市場に出荷するには、単一作物を大量に作らねばならない。単一栽培は、土地に負荷をかける上、栽培が難しい。(虫、除草など)
市場に出すのを目的とした作付けではなく、自給するための作付けになるので、収穫したものが大きかろうが小さかろうが少なかろうが関係ないので、自然農法(バイオダイナミックでも循環農法でもよい)を基準とする。夏野菜など、すぐに傷むものは、保存食とする。(これは余剰があれば売れる。)
共同体の根幹を百姓とすることで、食費をおさえ、現金支出を最小限とする。なにより、新鮮で安全な野菜を食べられるので健康にもいい。
そして、共同体内の食事は基本的に玄米菜食。
白米でもよいのだが、菜食は基本方針としたい。肉や魚を自給できればよいが、出来ない可能性が大きいためで、支出をおさえる目的があり健康的である。また、肉や魚を料理しないことによる脂ものの洗いがなくなり洗剤も少なくなる。(頂いたときは、感謝して食べます。禁止するわけではありません)
理想的な作付け品目
- にんじん(保存食?)
- 大根(たくわん)
- 玉ねぎ
- キャベツ
- ゴボウ
- きゅうり(保存食?)
- ほうれん草
- 小松菜
- 春菊
- 大豆(味噌・醤油・豆乳・豆腐)
- 小豆
- 玄米
- 大麦・ライ麦・小麦(強力粉・中力粉)・カラス麦(オートミール)
- 蕎麦(そば殻・そば粉)
- トウモロコシ(冷凍保存・コーンミール)
- カブ
- カボチャ
- とまと(ホールトマト)
- なす(保存食?)
- いちご
- おくら
- 梅(梅干・梅酢)
- リンゴ(リンゴ酢・甘味料)
- 柿(柿酢・甘味料・柿の葉茶)
- 枇杷(薬)
- 藍(薬・染物)
- 白菜(つけもの)
- ごま(ねりごま)
- 原木栽培椎茸(干し椎茸)
- 里いも
- レンコン
- ジャガイモ(シュタイナー的にも畑的にも今一なのだが)
- 雑穀(もちきび・もちあわ・高きび・うるちきび・うるちあわ)
- 葱(五葷なので控えめに)
- しょうが(これも五葷)
- ぶどう(レーズン)
- くるみ
- お茶(三年番茶)
- 甜菜(甜菜糖)
- 綿(生地)
Edited on:2005-11-18 21:26:38
Last Modified:2006-06-27 16:14:34