牛乳の殺菌
牛乳は、本来、子牛が乳に直接口をつけて飲むものなので、搾りだしてから時間を置くと危険な飲みものとなる。
そのため、殺菌をしなくてはならない。
殺菌の種類はこんな感じ(正式な名称は知らないが)
- 低温殺菌(62〜65℃で30分)
最初に考えられた殺菌方法らしい。昔は、温度調整が現在の様に正確に出来なったため、膜を生じさせないために、低温による長時間の殺菌が考えられたのだろう。 - 高温殺菌(72〜75℃で15秒)
これも低温殺菌とも呼ばれている。 - 超高温殺菌(120〜130℃で2秒)
おなじみの普通の牛乳。 - 超超高温殺菌(130℃以上で1〜2秒)
常温保存可・ロングライフ
低温殺菌は、加熱による変質が少ないだけ、栄養が破壊されていないため体によいとも言われているし、蛋白質は加熱することによって分解し吸収されやすい形になるので高温の方がよいとも言われている。
牛乳がなければ、生きていけないわけではないのにここまで苦労することはないのではないかと思う。ひとえに、戦後、栄養満点であると思わせた「牛乳神話」のせいであろう。(「米を食っていたから戦争に負けた」らしい。)
日本人は、牛乳を飲まなくても生きてきたのに。
Edited on:2005-08-12 22:34:51
Last Modified:2005-11-21 22:16:16