つぶつぶクッキング
「つぶつぶクッキング」とは、一言で言えば、「雑穀を食べることによって平和を願う」 という運動です。大谷ゆみこさんが提唱。(参照)
「過度な精白をしなければ、年に一俵(60kg)の穀物とその時々にとれる野菜と海草、そして塩とその仲間の味噌と醤油さえあれば、それだけで健康に暮らせる。」「それなら、お金の心配なんかしないで自由に生きていこう!」(未来食 つぶつぶCookingP4より引用)
以下の様な雑穀で、動物性食材のモドキ料理をつくります。(カッコ内は、代表的なモドキ料理)
基本的には、マクロビオティックですので平和運動になります。そのマクロビに七号食という穀物100%取ることによる体内浄化を目的としたものがあります。「つぶつぶクッキング」は、食事の材料をほぼ雑穀にすることによって(七号食を目指したのかどうかは分かりませんが)、心身の健康をめざしたものだと思われます。一粒から2千〜3千粒が生まれる雑穀。十分乾燥した状態なら何年も(粟は短いが)保存可能で、炊けば、数倍に膨れ上がる。自給していた昔の主要生産物であったのが肯けます。すべての人が、少しずつ栽培すれば、食料危機など心配する必要はない。ただ、雑穀そのままでは、現代人には、飽きてくるので「つぶつぶクッキング」があるわけです。
肉食をしている人でも、知らずに食べて、雑穀に興味をもってもらう効果や、菜食を目指したい奥さんが、嫌がる旦那に食べさせるためのものにもなります。(奥さんが旦那さんの健康を考えてしていることです)
玄米菜食をしていると、無性にコッテリしたものや肉っぽいものを食べたくなることがあります。そんな時にも、大変助かる料理法です。だったら、「肉を食えばいいのに」という声が聞こえてきそうですが、肉を食べなくなると、本物の肉はきつすぎて、食べられなくなるのです。(気持ち悪くなったり、体調不良になったりする)
実際の動物性の材料で作られた料理と比べると、あっさりしている感じはしますが、結構、おいしいものです。味としては感知できないですが、普通の食事では微量元素が足りないので、体が感知して(舌ではなく、体が喜ぶ)、ついつい食べてしまうのが雑穀料理です。京都のお寺でも、「つぶつぶクッキング」かどうかは知りませんが、普茶料理(中華料理のモドキ料理)で有名なところがあります。(昔のお坊さんも苦労したんだろうなあ)
未来食 つぶつぶCooking からだエコロジー・地球エコロジー
他、大谷ゆみこさんの本でヒットは
野菜だけ? 目からウロコの野菜まるごと料理術 野菜料理大図鑑
大量に1つの野菜がある場合、その野菜から料理を捜すことができます。その上、簡単なレシピばかりで主婦にはとっても助かる本だと思います。
こんな本も出ています。(つぶつぶクッキング関係の本)
気になりますね。
雑穀つぶつぶスイート
Edited on:2006-09-03 00:28:13
Last Modified:2009-07-02 22:02:47