オメガ3
現代の日本の食生活で一番不足している栄養素といえる。
人間の体内で合成できない脂肪酸(必須脂肪酸)。
オメガ3の含有が多い油は、酸化されやすく、炒め物の油や、煮込みなどに入れることができない(調理後に振りかけることはよい)。
オメガ9(オレイン酸、オリーブやナッツなど)やオメガ6(リノール酸)は、酸化しにくいので、加熱することができ、いろいろな料理や大量生産の加工食品で使用されている。リノール酸が体によい(コレステロールを減らす)とされた時期もあり、オメガ6が過剰摂取となっているのが現代日本社会である。
オメガ6とオメガ3が摂取アンバランスが病気の原因になっている事が多い。(一説によると、オメガ3の摂取が少ないと脂物への欲望が大きくなるらしい。その欲望のまま脂物を食べると、食品としてオメガ3が普通には少ないので、オメガ6ばかり摂取してしまい、さらにアンバランスになり、また摂取したくなるという悪循環を繰り返すらしい。)
オメガ3をたくさん含まれている油
●亜麻仁油
【亜麻仁油の成分】
・アルファリノレン酸(オメガ3)・・・・・57%
・リノール酸(オメガ6)・・・・・・・・・13%
・オレイン酸(オメガ9)・・・・・・・・・21%
・飽和脂肪酸・・・・・・・・・・・・・・・・9%
・コレルテロール・・・・・・・・・・・・・・0%
●シソ油(えごま油)
●麻の実油
他の食品としては、魚油(イワシ、サバ、ニシン、ブリ、カツオ、マグロ、サケなど)、クルミ、小麦胚芽、大豆
加熱も可能なインカインチ オイル(アマゾングリーンナッツオイル)も、気になるところ
Edited on:2005-08-21 17:51:37
Last Modified:2009-07-02 23:19:47