西 勝造
西式健康法を提唱者(1884〜1959)
16歳の時、生来の病弱が、現代医学に見放されてからは、自分の健康回復を自分の責任において計らねばならないことになる。下痢と風邪が交互にほとんど年中絶え間なく、医師に忠実にしても一向によくなるどころか悪くなる。そこで、医師からの指示を全く逆に実行することにする。下痢に生水を飲むことからはじめ、恐る恐りチビリチビリと飲んだ。そうしたら下痢が治ったことから、あらゆる文献を研究し、44歳(昭和2年)に「西式健康法」を発表。
人寿240歳説を唱え、自らも120歳まで寿を保つと公言しながら75歳(昭和34年)で此の世を去った。信奉する人々の落胆、失望、動揺、疑惑は大きかったようだ。人寿240歳説と健康法は混同をさけ、現在にいたる。
通年51年間の集約「健康読本」(昭和24年)の復刻版
「原本西式健康読本」(農山漁村村文化協会昭和54年発行)が手元にあり、西式健康法の原点ではないかと思う。(上記文章もこの本より引用)
Edited on:2005-07-20 12:49:14
Last Modified:2005-10-23 17:05:37