他人本位
「怒らない事、くよくよしない事、心配しない事」が「他人本位」。冷えとり健康法で、重ねばきよりも重要なのが、この「他人本位」。他人を優先して「自分本位にならないこと」という意味です。
怒ることは顕著に頭寒足熱に反します。怒ることは、怒っている相手の事を考えていないということです。もし、他人のために、怒ったとしても、それも自分の分かっている範囲で怒っている訳ですので自分本位です。怒りを向けている相手の事情を考えることにより、怒りより先に解決策が見えてきます。
怒ると頭に血が上り、頭が熱くなり、下半身が冷えるため「冷え」の状態になります。
また、冷えとり健康法は、玄米菜食を勧めていますが、何でも感謝して食べましょう。
外出先で、玄米菜食として肉魚などの食べてはいけないものをご馳走になる時も、ありがたく感謝して食べるということです。「これは体に悪いもの」と思いながら食べるのは、体に悪いものを喜んで食べる場合より、100倍ぐらい体に良くない事です。人の思いの方が食べ物よりも影響が大きいと言うことで、何事も神経質にならないことです。
そうは言っても、ヨメの母乳育児では、食べてはいけないものを食べて、てきめんに母乳に悪影響がありました。また、子どもも不安定になりました。日常生活では、基本が良いようです。
Edited on:2005-09-15 13:52:39
Last Modified:2006-06-27 19:59:19