三層式簡易水洗トイレ
家を建てる際、多分、一番悩むのはトイレではないでしょうか。
風水的にも、方向や位置を考えなくてはならないですし、台所とあわせて、排水を考えねばなりません。(水洗にするためには上水の経路も考えねば)
トイレの排水を三つに区切った層に入れることによって、十分発酵させるトイレにします。これを三層式トイレと名づけています。(赤峰さんが名づけた?)
簡易水洗にすることによって、便だけにならず、適度な水分により、嫌な臭いがあまり発生しません。それを三層でゆっくり時間をかけて発酵させるのです。
嫌気発酵なので、肥料にはならないと言われますが、嫌気でも好気でも十分時間をかければ最終的な状態は同じだと思われます。(中間状態はよくないと思いますが)
この発酵した便を畑の下へ導く管をつけ、汲み取りせずとも、勝手に畑に堆肥として供給するというシステムがあります。(シュタイナーは、人間の便は、人間が食べる植物の肥料にするには不適当であるとしており、そこだけが納得できないところです。)
このシステムもいつか実現したいと思っています。(廃屋の改修時にも、実現させようとしましたが、あまりに、石が多く、3つも層を掘ることができなったのです。最初の1回目を掘っては大きな石があったため、断念して埋め戻し、2回目でようやく1つの便槽が入る空間を掘ることができました。)
Edited on:2005-09-16 19:47:55
Last Modified:2005-10-23 17:05:38