廃屋農家を改修
-20℃になる山奥に住んでいました。
この写真が住んでいた家です。
見ての様に、屋根は「板ぶき」です。(「カヤぶき」でもなく、「トタンぶき」でもない)
「板ぶき」では、雨漏りするため、トタンを置いて、棒で固定して石で重石をしています。
田舎暮らしに憧れて、ほぼ廃屋に近い家を改修しました。廃屋というのは言い過ぎかもしれません。何せこの家で真冬を2回越しましたから。
基本的には、木の建具です。サッシではありません。1箇所だけサッシでしたが、サッシの枠の取り付け部分に隙間があり、冷気は入ってきます。
- 床は腐っていたので生活するスペース分だけ張り替えました。
- 台所の壁はトタンのみで外と変わりない温度でしたので壁を作りました。
- トイレは、家の中になかったので、外に出ずに行ける様に、穴を掘り便槽を入れ、屋根を付け、簡易水洗便座をつけ作りました。
- 水は、沢水からホースで引きました。(500mぐらい?)
- ガスは使用せず、薪ストーブのみで暖と調理をしました。
そのため薪は大量に必要でした。
家を改修しているときが一番楽しかった。(みつやん通信 第7号参照)
住んでいる時は寒くてしょうがなかったが風邪は引かなかった。(冷えとり健康法のお陰?)
また、タダ同然の家を改修するのではないか?と思っています。
Edited on:2005-09-10 22:56:21
Last Modified:2005-10-23 17:05:38