目覚めすっきり
寝起きが悪いのは、精神的にたるんどるからだ!と思ってませんか?
確かに、精神がたるんでいるのが大元にあるかもしれません。
ただ、肉体的に見てみると、起きないのではなく起きれない状態なのです。いつも早起きする人は、「早起きしてやる!」と思って起きているわけではなく(そういう人もいるかもしれませんが)、寝ていられないのです。
寝ることによって、肉体的な治癒と精神的な治癒が働きます。
肉体的に、ほとんど健康な人は、寝る時間も少なくすみます。(でも寝ないわけにはいかない。精神的な部分もありますから)
睡眠が、運動なり、労働なりで疲れた体を癒すというのは分かるとは思いますが、疲れた内臓を癒すことはあまり知られていません。
暴飲暴食をしている場合、沢山寝なければ、その食物を処理しきれない。
暴飲暴食していなくても、処理するのに困難な食べ物(砂糖、油、酒、タバコ、添加物入りの食べ物など)を食べていても同じです。
ですので、お子さんが朝目覚めが悪いのは、学校に行きたくないのではなく、食事のせいかも知れません。そこを無理やり起こしますと、内臓の処理が完全にされないまま、起きることになりますので、どんどん体は悪化し、けだるい、やる気が無い、長い時間立ってられないなどの症状がでてきます。
最近、若者がよく座り込んでいるのは、忍耐が足りないのだけではなく、食の乱れによって内臓が弱っているとも考えられます。
Edited on:2005-07-12 16:06:49
Last Modified:2005-10-23 17:05:37