合鴨農法・鯉農法
普通、お米の栽培では、草むしりが大変です。大変なため農薬をまきます。
しかし、合鴨農法・鯉農法は、農薬を使用しません。
稲の高さが丁度、合鴨が食べないぐらいの大きさになったら田んぼに放します。そうすると、稲より低い雑草を食べますので、草がなくなります。
また、常に動き回っているので、田んぼの土をかき混ぜますので、土に空気を入れてくれます。その上、合鴨がフンをするので、それが有機肥料になるというものです。
鯉も同じです。鯉の場合は、田植えした直後から田んぼに放せるので、早い時期から草を食べてくれます。同じように土に空気が入り、フンも有機肥料になります。
(独り言)
自然農法などの立場からすると、草を必要以上になくさない方が土の栄養になるので、稲が雑草に負けないぐらいの大きさになれば、なくさない方がよいのではとおもったりします。土に空気が育っている間に入るというのはよいかどうかは判断の分かれるところでしょう。フンが有機肥料になるのが一番の問題な気がします、フンを肥料として使う場合は、完熟したものでないと作物の弊害になる可能性がありますので鯉のフンの方がまだよいのではないかと。
Edited on:2005-07-20 20:48:28
Last Modified:2005-10-23 17:05:37