果糖(フラクトース)
はちみつや果物に多く含まれている。
果糖のみ単体で自然界には存在しないので、純果糖のように、果糖のみの甘味料は、でんぷんから作られ、でんぷんはコーンスターチの可能性が高い。高果糖液糖(異性化糖)・精製、固形化したものと思われる。
果糖の作用
- インシュリンの分泌作用が少ないので、糖尿病患者に用いられる。(低血糖に対しては効果がない。)
- 虫歯の原因とされるデキストランを作らない。
- リンと作用するためカルシウムの浪費が少なく解糖される。
- クエン酸とともに摂取すれば、ブドウ糖より早くエネルギー源になり、運動中の理想のエネルギー。(果糖+クエン酸+アルギニン+BCAAが理想らしい。)
- ブドウ糖:果糖=1:1で最大に吸収される。それ以上は吸収されないので腸までとどき腸内環境(便秘)の改善になるが、下痢になる可能性もある。6ヶ月前の乳児には、果物のジュースを与えると、腸内細菌を撹乱(増殖)させ、アレルギーの原因になる恐れあり。
- 砂糖(ブドウ糖+果糖)の約1.5倍の甘さ。
ただ、遺伝子組み換えのとうもろこしを材料にしていないかのチェックはした方がよいでしょう。
おすすめの果糖は、ひふみ糖
(まほろばエリクサーと同じ製造元)
蜂蜜ならば、非加熱の蜂蜜がおすすめです。
Edited on:2005-09-07 21:53:23
Last Modified:2009-07-02 23:51:28