糖尿病
行き場の失ったブドウ糖が尿より排泄される病気。放置すると血管障害により合併症になります。
行き場を失ってはいるが、体(細胞)としては必要としている。ただ、血液中のブドウ糖を細胞内に入るためにはインシュリンが必要であり、そのインシュリン作用不足によって糖尿病になるのです。
ブドウ糖が血液に吸収されると、血糖値が上昇する。血糖値が高いままだと障害が発生するため、インシュリンが分泌される。インシュリンが分泌されると細胞にブドウ糖が入ることができ、血液中からブドウ糖が減り、血糖値が正常値に戻るという体内のブドウ糖循環システムなわけです。
しかし、糖尿病になった人はどうなっているかというと、インシュリンは分泌されるがブドウ糖は細胞内に入ることができなくなる病気と言ってもよいでしょう。インシュリンの作用がない病気なわけです。(インシュリンを分泌できない人もたまにはいるらしい)
運動をすれば、インシュリンがなくてもブドウ糖は細胞内に入れるので、運動で一時的には解決できますが、インシュリン作用を復活させないと根本的解決はできていないのです。
なぜ、インシュリン作用がなくなったのか?それは、クロム不足です。(六価クロムは発がん性物質)
ならば、クロムを摂取すればいいじゃんと思うでしょう。でもクロムというのは、非常に吸収されにくいものなのです。(サプリメントもあるようですが)
クロムの他にも、亜鉛不足も原因の一つらしい。
「糖尿病にタマネギが効く!!」という本が出ている。
バイオダイナミックの狩野さんのタマネギでのみ有効とのこと。(狩野さんに教えてもらった本で本人より聞いた話。本の表紙の真ん中の方が狩野さんです。)
植物に微量に含まれる元素が健康に関係しているわけです。人間の浅はかな知識による栄養摂取ではなく、できるだけ自然に近い形で精製しない
一物全体が本来自然な栄養摂取だと思います。(塩を自然塩で摂取することも重要だと思います)
Edited on:2005-08-30 16:37:47
Last Modified:2009-07-02 23:43:03