浣腸・剃毛・会陰切開
自然に生めれば一向に必要のないことらしいです。
病院ではここまでの作業が一連の流れとなっている場合が多く、妊産婦がこれを拒否できることはまれです。会陰切開の縫合後は、出産後も非常に痛み、普通に座ることができません。
「ドーナツざぶとん」と呼ばれる穴のあいたざぶとんを使用した人も多いはずです。
助産士さんにもよりますが、助産院出産・自宅出産では会陰をやわらかくするマッサージをしてくれるところもあります。
会陰切開をしないと、「傷がギザギザになり、縫合しにくい」という噂がありますが、これについては信憑性がありません。
ヨメも出産の際、会陰が切れましたが、ほんの少しのものでした。
自然分娩の際の会陰裂傷は縫合さえ必要ない程度のことが多いようです。(陣痛促進剤を使っていたり、吸引・鉗子分娩などでは、産道や会陰の伸びが追いつかず、裂傷がひどくなることも考えられます。)
陣痛が長いとめげそうになりますが、「もう早く切ってくれ」という人もいます。が、陣痛が長くかかる人は、何かわけがあって長くかかります。ちなみにヨメの場合は、赤ん坊の首にへその緒が巻いていました。こういう場合は胎児自身がコントロールして、ゆっくりと降りてきます。そうすれば、急に首がしまることがないからです。
自然分娩にこだわるならば、胎児のペースにあわせた方が無難でしょう。
ちなみに会陰裂傷が起きた場合、助産院出産や自宅出産では、オイルや軟膏を塗るようです。(助産士さんには縫合は許可されていない)
分娩台よ、さようなら―あたりまえに産んで、あたりまえに育てたい
Edited on:2005-09-10 23:45:50
Last Modified:2005-10-23 17:05:38