分娩監視装置・照明・臍帯を切るタイミング
分娩監視装置とは、おなかの中の赤ちゃんが元気でいるかどうかを測定する装置のこと。これ自体には問題はありませんが、本来はスタッフによる聴診でも同じ効果は得られるそうです。出産がたてこんでいる場合、産婦はこの装置を装着したまま、何時間も放置される、ということが起こります。陣痛で不安な気分の産婦にとっては辛いらしい。
赤ん坊というのは非常にまぶしさに対してストレスを感じていると言われ、手術室の照明も望ましいものではありません。薄暗い中で出産した方が、赤ちゃんには優しいでしょう。
臍帯を切るタイミングも大切で、拍動がとまるまでの約20分間は切らないのが望ましい。(普通は、すぐに切るようです)
助産院出産、自宅出産の場合は、分娩監視装置よりも問診・聴診が中心。陣痛の最中は背中をさすってもらうことがとても助けになりますが、病院出産では病院のスタッフをあてにすることはできません。夫のみなさん、妻の出産の際には、ぜひ背中をさすってあげましょう。
なお、出産の際に父の役割が少なくさみしいですが、助産院出産、自宅出産では仕事がたくさんあります。「へその緒を切る」もその一つです。
出産前は嫌がっていたオットも、さりげなく切りました。
分娩台よ、さようなら―あたりまえに産んで、あたりまえに育てたい
Edited on:2005-09-10 23:58:01
Last Modified:2005-10-23 17:05:38